肛門疾患の説明

肛門疾患には、以下のような症状が見られます。
| 1 | 内痔核 | 肛門の奥の静脈がうっ血して膨らみ、出血を伴うことがある |
| 2 | 内外痔核 | 上記の病気に肛門下部から肛門周囲にかけての静脈の塊が加わったもの。出血と痛みを生じる |
| 3 | 外痔核 | |
| 4 | 脱肛 | 内外痔核が容易に外に出てくる様になったもの |
| 5 | 血栓性外痔核 | 肛門下部から肛門周囲の静脈内に血液が溜まったもので急にはれて痛みを生じる |
| 6 | 嵌頓痔核 (かんとんじかく) |
静脈内に血液のかたまりが多数出来て腫れと痛みがひどい |
| 7 | 肛門小窩炎 | 肛門と直腸の境にある肛門小窩に炎症が生じたもので痛む |
| 8 | 肛門周囲膿瘍 | 肛門と直腸の境に開口する肛門腺に感染が起こり、肛門周囲に膿の溜まりが出来たもの |
| 9 | 痔ろう | 膿の管が肛門の中から外へと出来、入口からバイ菌が入って化膿し、膿となって出口から出てくるもの |
| 10 | 裂肛 | 肛門に裂け創が出来て痛みが強く治り難い |
| 11 | 肛門ポリープ | 肛門と直腸の境に繊維の塊がいぼ状に生じたもので、段々大きくなっていく |
| 12 | 皮膚痔 | 肛門下部の皮膚が腫れてタルミが出来たもの |
| 13 | 直腸粘膜脱 | 直腸の粘膜が肛門の外へ伸びてきたもの |
| 14 | 肛門周囲湿疹 | 肛門の周りに皮膚炎を生じたもので、かゆみを伴う |
| 15 | 肛門周囲湿疹 |
痔の手術 「ALTA(アルタ)療法(ジオン注)」
当クリニックでは、ALTA(アルタ)療法(ジオン注)を実施しています。

ALTA(アルタ)療法(ジオン注)とは
ジオン注とは、脱出を伴う内痔核(排便時に出てくる、あるいは普段から出たままになっているいぼ痔)や痔出血に対して、「ジオン(ALTA)注」という注射剤を注射します。ジオン注を投与して痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に癒着・固定させる治療法です。
痔核を切り取る手術と違って、痔核の痛みを感じない部分に注射するので「傷□から出血する」「傷□が痛む」というようなことはなく、日帰りもしくは場合によっては1泊入院です。
ジオン注を使って行う治療は「肛門疾患の説明、項番1」の 内痔核のうち下記のⅠ度、Ⅱ度の内痔核に適しています。
内痔核は4段階の症状に分かれます
■Ⅰ度 痛みはなく、出血はあるが痔核の脱出はみられない
■Ⅱ度 排便時に痔核の脱出がみられるが、自然に肛門内に戻る状態
■Ⅲ度 排便時に痔核の脱出がみられ、指で押し戻さないと肛門内に戻らない状態
■Ⅳ度 痔核が常に脱出していて指で押し戻しても戻らない状態
ジオン注による効果
出血がみられなくなります
ジオン注投与後の早い時間で痔核に流れこむ血液量が減っていき、出血が止まるとともに、脱出の程度も軽減されます。
脱出や腫れが無くなります
腫れて大きくなった痔核が次第に小さくなっていき、引き伸ばされていた支持組織が元の位置に癒着・固定して脱出もなくなります。






