胆石症に対する最新の腹腔鏡下手術
脂肪の消化を助ける胆汁は肝臓で作られ、胆管を通って腸に運ばれます。胆嚢は肝臓にぶら下がったナス型の袋状の臓器で胆汁を一時的に溜めて濃くし、食べ物が十二指腸に入ると収縮して胆汁を分泌します。胆石は胆汁の通り道(胆道)に出来た石のことで、コレステロール結石とビリルビン結石に大別されます。胆石を保有していると食後に仙痛発作という激痛が突然起こったり、細菌感染による胆嚢炎も起こりやすい。さらに将来的には胆嚢癌になる可能性もあるために積極的な胆嚢摘出術が薦められるのです。
標準的な腹腔鏡下胆嚢摘出術はお腹に4ヶ所、5から15mmの皮膚切開を加え、テレビモニターを見ながら行う手術です。近年皮膚切開を膀だけで行う腹腔鏡下単創式胆嚢摘出術が登場しました。
利点は傷口が臍(へそ)だけなので、キズが目立たず美容的で、身体への負担も少ないため、回復も早く、短期間(2~3日)で退院できます。ただ、一箇所の傷口から全ての器具を入れるため、操作範囲が制限されるので、高度な技術を要しますので、状況に応じてすぐに従来の腹腔鏡下手術に移行します。
当クリニックでも10月から始めました。






