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2012.03.09

便秘の症状②

便秘の症状についてご説明します。その2

痙攣性便秘(大腸の一部が痙攣することでおこる)

  精神的なストレスなどによって自律神経のバランスが崩れることが原因で起こる便秘です。
ストレスによって腸が刺激され、腸の活動(ぜんどう運動)が
  活発になりすぎて、腸の中の内容物の移送が妨げられているために起こります。
常にお腹がはったような感じを受けたり、腹痛や不快感を伴う方もいます。
  また便意はあるのになかなかでない
  ウサギの糞のようなコロコロとした硬い便
  排便後もスッキリとしない
  よく便秘と下痢を繰り返す
  排便前になると腹痛を伴い、排便後は軽快に向かうなども症状としてみられます
  (ただし個人差あり)

  毎日寝る時間がバラバラの人や、慢性的な睡眠不足を抱えている人の場合も自律神経が乱れやすいので便秘の症状が出る可能性が高くなります。
  食生活も大きく関わっています。また、たばこを吸う人、1日に何度もコーヒーなどのカフェイン入りの飲料を飲む方も腸に負担がかかっています。

  痙攣性便秘の方が刺激性下剤(センナ、ダイオウ、ビサコジルを含んだ下剤)を使うと便秘症状を悪化させる場合があるので特に注意が必要です。

  また食物繊維も腸への負担が大きい不溶性食物繊維よりも、水溶性食物繊維をとることが望ましいと言われています。
    水溶性食物繊維:海藻類(昆布、わかめなど)、こんにゃく、寒天、なめこ、らっきょう・・・
    不溶性食物繊維:大豆、ごぼう、干ししいたけ、かんぴょう、穀物・・・

TEL:092-534-5200